泉田之也の展覧会をミュンヘンのGalerie BARBARA RUETZ/ AN DER PINAKOTHEK DER MODERNEと共同で開催いたします。
時:2011年11月18日~2012年1月8日
http://www.galerie-ruetz.de/
第一回現代工芸アートフェアが終わりました5日後の3月11日、アートフェア出展作家の一人、泉田之也氏は自宅兼工房のある岩手県九戸郡野田村で大震災に遭遇しました。
野田村の大半はその後の大津波にのまれ被災しましたが幸いにも泉田氏の工房は30メーターほどの高台にあり難を逃れました。
大震災の惨禍がいまだ癒えぬ3月下旬、罹災した岩手県野田村への鎮魂と再起への願いを泉田氏は作品の制作を再開しました。
同時期に東京とミュンヘンの二つの作品展に出品される泉田氏の作品は従来にも増して、その造形は優美に陰影をつくり、色合いは土の持つ素朴な深みをたたえているように見えます。
とても暖かく初夏のような日差しですが、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、この度事務局を代々木へ移転し、2012年7月上旬から業務を開始することになりましたのでお知らせ申し上げます。
移転に際し、何かとご迷惑をお掛けすることもあるかと存じますがご高承の上、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございました。
3月4日のプレビューにはじまり、5日、6日の両日にわたった第一回現代工芸アートフェアは無事、終了いたしました。ご来場いただきました数多くのお客様、快く出展に応じてくださった作家の皆様、ほんとうに、ありがとうございました。
今回のフェアをとおして嬉しい誤算がいくつかありました、予想を超えたご来場者数、会場でのお客様の熱気、それを見た作家各位の驚き、等など。それらの中でも最も嬉しかったのは、『パスポート』裏面のご感想欄への記入の多さでした。その数約1000人、来場者数の約10%に及びました。
そのほとんどは、作品、作家への賞賛、次回フェアへの期待、会場での感動などいずれも主催者にとっては心温まる励ましに満ちたものでした。
くりかえし主催者を代表して御礼申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございました。
現代工芸アートフェア開催期間(3月5日、6日)において、草月流のいけばな作家による「いけばなと器の春のコラボレーション」による作品を御覧いただけます。出展される作家は以下の方々です。
州村衛香、加藤久美子、大塚光川、石川己青、澤田晃映、倉田康治、望月洋、大久保有加、大久保安花
3月5日(土)13時から予定しておりました州村衛香氏と草月流作家による「いけ花とうつわの春のコラボレーション」についてですが、会場の混雑等の理由により変更となりました。州村氏たちによるインスタレーションは開場前の実施となり、御来場の皆様には御覧頂けなくなりました。この点深くお詫び申し上げます。
現代工芸アートフェアのブログで、出展作家の紹介を始めました。是非ご覧下さい。
現代工芸アートフェア出展作家の深堀隆介氏がTBSの番組「はなまるマーケット」<2月21日(月)朝8時30分>に出演します。出演時間ですが、朝8時33分からの予定です。皆さん是非ご覧になって下さい。よろしくお願いします。
朝日新聞のアスパラクラブに掲載されました。
応募者の中から抽選で、100組200名様に、現代工芸アートフェアの招待券をプレゼントします。
今私たちは、ほんとうに美しいもの、心の奥底に響き、魂を解き放ってくれるなにかを切実に求めています。
そしてそれは、足をしっかりと地につけ、今に目を凝らし、過去に真摯に対峙する覚悟からしか生まれないように思います。
第一回工芸アートフェアが、未来へ向かうための「ほんものを発見する場」となることを期待しています。
いけばな草月流家元
勅使河原 茜
維摩の丈室は奇しくも利休草庵茶室と同寸である。
維摩の丈室は空。利休の茶室は六根清浄の世界。
空なる空間に六根を清浄ならしめる器物が有(在)って一座は建立する。
此度の一会に、そんな器物の見られることを希求する。
京 紫野大徳寺精舎にて
橘 宗義